あづみ野コンサートホール開館5周年記念

「愛がいっぱいコンサート」


今年は夫婦の日に贈るコンサートは、戸山さんの素晴らしいバスの歌声がホールに心地よく響き、また、久元さんのピアノソロも評判もよく、すっかり安曇野のファンの心をとらえたようです。お二人さん本当に有難うございました。
昨年に続いて、久元さんにお願いしてホールの開館5周年のトップバッターとして、また2005年の夫婦の日のファーストコンサートとして、バスの素晴らしい持ち主の戸山俊樹さんに来ていただき、ブラームスの素晴らしい世界に皆様も酔いしれました。もちろん、久元祐子さんのピアノ・ソロも感動された様子で、もう少しピアノ曲を聴きたいねとのご意見もありました。今回は戸山さんを主役としてのコンサートですので、通向きなプログラムで原語でのコンサートは少し一般には難しかったかも知れません。でも、リクエストが「平城山」となり会場がどっとどよめきました。日本語が恋しかったのかもしれませんね。コンサート終了後、一部の方からシューベルトの「冬の旅」とか日本歌曲、ロシア民謡なんか聴いてみたいね、あの声で歌われるとしびれるかもしれないわとの意見がありました。また、機会があればそんなコンサートが出来ればいいかなと感じた次第です。久元さんには秋のコンサートでピアノ曲を堪能していただきたいと考えています。今年はモーツァルトの生誕250年の前年にあたり、「モーツアルトの研究家」としての久元さんの出番が多くなりそうな感がする。今後のお二人のご活躍をお祈りするとともに、これからも末永いお付き合いが出来ますように

 2005 夫婦の日に贈る「愛がいっぱいコンサート」
バス :戸山 俊樹  ピアノ :久元 祐子 

ブラームス :「ひめごと」 作品71の3  「日曜日」 作品47の3
     「セレナーデ」作品106の1 「お前の青い瞳よ」 作品59の8
     「恋人のもとに」 作品48の1 「君に捧げたものは美しかった」 作品95の7
     「日曜の朝に」 作品49の1」 「もうお前のもとへは行くまい」 作品32の2
     「湖上にて」 作品59の2 「我が女王、そなたはなんて!」 作品32の9
     「五月の夜」 作品43の2  「便り」 作品47の1
ブラームス :3つの間奏曲 作品117
ブラームス :「ドイツ民謡集」より 「菩提樹が立っている」  「深い谷間に」
       「私を許せ、美しい乙女よ」 「静かな夜に」

歌い終えて表情も和むご両人さん

恒例のスタッフの皆さんと記念撮影
これまた恒例の懇親を兼ねた打ち上げの模様

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