パーカッショニスト
安江佐和子さんのコーナー
マリンバという楽器の魅力
昨年のサイトウキネンの合間をぬって来ていただいた安江佐和子さん、サイトウキネンといえばこの人といわれるディヴェルティメント代表の花井季彰さんの主催の安江佐和子マリンバリサイタルが、安曇野で実現することになりました。
殊のほか厳しい寒さと雪のため、地元のマリンバ教室の主宰をされている山本令子さん、そしてお弟子さんたちの皆様の温かいご支援を賜り、厳冬の安曇野でマリンバのリサイタルが開催することができました。前日入りし念入りなリハーサルをおこなうなど、あくまでも演奏に対する頑固なまでのこだわりと、妥協を許さない彼女の演奏態度が素晴らしいコンサートにつながったのでしょう。、ピアノの竹花千景さんもマリンバと素晴らしい競演でした。

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安江佐和子
Sawako  Yasue <Timp. Percussion. Marimba.>
6歳よりパーカッション、マリンバを始める。桐朋学園大学音楽学部付属子供のための音楽教室、同高校を経て同大学卒業、同研究科修了。1991年  ミュンヘン国際音楽コンクール奨励賞受賞。1995年、96年、99年 マリンバ・パーカッションソロリサイタル「Prana〜息」開催。1997年  ピアノ野平一郎、廻由美子、打楽器 佐野恭一と共に、バルトーク「二台のピアノと二人の打楽器奏者のためのソナタ」を ビクターよりCDリリース。 1995年よりサイトウ・キネンオーケストラのメンバーとして活動。2001年1月同オーケストラによるアメリカツアーに参加。ドイツ・バッハゾリステン日本公演。2001年2月 小澤征爾指揮・水戸室内管弦楽団ヨーロッパツアーにティンパニー奏者として出演。2001年  ソリストとして新星日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団と共演。2002年9月より文化庁芸術家海外研修員としてベルリンへ留学。  ベルリンフィルハーモニーソロティンパニー奏者ライナー・ゼーガ−ス氏に師事。帰国後、2004年〜2007年3月 東京フィルハーモニー交響楽団打楽器奏者。2007年4月 アルゲリッチ音楽祭にて「兵士の物語」Tp.セルゲイ・ナカリャコフ、Cl.ポール・メイエ らと共演。Marimba を安倍圭子氏に、Percussion,Timpani を井上文子、岩沢康裕、小林美隆、佐野恭一、上野信一、ヴィック・ファース、ライナー・ゼーガース、宮崎泰二郎 の各氏に師事。 新作、委嘱作品の初演、現代作曲家個展での演奏及びレコーディングは数多く、パーカッション、マリンバ、ティンパニー奏者としてその活動はソロ、アンサンブル、オーケストラと幅広く、古典から現代まで様々なレパートリーをもつ。 現在、桐朋学園大学非常勤講師(大学、高校、子供のための音楽教室)松峯学園井草幼稚園音楽講師、サイトウ・キネンオーケストラ。音楽事務所 (株)オレンジノート所属 0range note


竹花千景(ピアノ)

桐朋学園大学音楽部演奏学科卒業。
同大学アンサンブル・ディプロマ2年を経て、同大学院、大学音楽研究科を終了。日本クラシック音楽コンクールにて審査員特別賞、リトルカメリアコンクールにて銅賞(ピアノ最高位)、スナガミピアノコンクールにて銀賞、堺ピアノコンクールにて金賞受賞。'01より室内楽コンサート、’03よりソロコンサートを開催。大阪センチュリー交響楽団とピアノ協奏曲を協演。リサイタル、オーディション等の伴奏を中心に活動。

安江佐和子マリンバ・リサイタル
2008年2月11日(祝)
【プログラム】
シュミット:ガーナイア
アイルランド民謡:ロンドンデリーのうた
ショパン(岩澤康裕編曲):黒鍵のエチュード
ハチャトゥリアン:ヴァイオリンコンチェルト
メヌエット
バッハ(斉藤友子編曲)
ラルゴ〜ヴァイオリンソナタ第4番
法倉雅紀:“童歌による即興曲”ソロマリンバの為の
ブルガリア民謡より Jzpoved告白
エドワーズ:マリンバダンス
モンティ:チャルダッシュ

→安江佐和子公式サイト
熱演の安江佐和子さん
佐和子ちゃんの感性がきらりと光っていましたね

無伴奏演奏に集中力がみなぎる
躍動感のあふれる演奏にうっとり

アフリカンドラム

恒例の記念撮影ににっこり

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