和波たかよし(ヴァイオリニスト

【第2回】 ホールが主催として初めてのコンサート

大盛況の中で素晴らしい演奏を聞きました

2001年に大阪の花井さんが主催として実現したコンサートも、2002年の今年はホール主催のコンサートとしての新しいスタートとなりました。ホールが主催することが、チケット料金も昨年と違い比較的負担の少ない料金でお越しいただけるということです。そういうこともあってか、ホールも満員の和波さんファンの方を含めて満員の盛況でした。プログラムも昨年に小海町の「ヤルヴィホール」で行なわれた「悪魔のトリル」が凄い印象に残りリクエストしたものでした。前半がコンサートの目玉としての曲目、後半が小曲を中心としたプログラムで編成し、奥様のピアノソロも入り結構楽しいコンサートになりました。今後も和波さんが私どものをホールを気に入っていただき恒例のコンサートとなればと願っています。コンサート後は恒例になりつつある打ち上げを喫茶室で和気あいあいの雰囲気の中で行ないました。家内の手づくり料理も板についてきて、皆さんには大変好評で喜んでいただいたことは、私どもにとっても本当に嬉しいことッです。コンサートについては、全く素人のホール運営を心配していましたが、会員さん、音楽通の方たちのご支援を受けて、何とかよちよち歩きながら軌道に何とか乗ってきた感もします。でも、所詮は音楽知らず、特にクラシック音痴のホール運営は、まだまだ学ぶことが多くてすることが、これからも日々精進ということですね。でも、音楽という素晴らしい仕事に関わりをもつことが出来たことに、与えていただいた関係者の皆様に、改めて深く感謝したいと思います。和波さんともこれからも長いお付き合いのもと、素晴らしい音楽を提供してゆきたいと考えています。和波さんのコンサートも今回が2回目、これから先もお互いの体の続く限り5回。10回と続けることが出来ますよう、よろしくお願い申し上げます。

演奏曲目(2002年4月14日開催)
タルティーニ:ソナタ ト短調 「悪魔のトリル」
ベートーヴェン:ソナタ 第10番 ト長調 op.96
リスト:二つの伝説曲「ピアノ独奏」
   「小鳥に説教するアッシジの聖フランス」
   「波を渡るパオラの聖フランス」
ドヴオルザーク:ユーモレスク
          我が母の教えたまいし歌
ノヴァーチェク:無休動
ラフマニノフ:ヴォカアリーズ
ヴィエニアフスキ:ポロネーズ ニ長調 op.4

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