高橋多佳子コーナー[
ショパン生誕200年記念 ショパン39年の生涯
  高橋多佳子さんのコンサートも今回が6回目になりました。過去のコンサートを振り返ってみると、桜の開花時期に未開、散り果てと、3度目の正直で満開と桜にまつわる歴史を歩んできたように思います。今年は開花宣言が早く出たと思えば、思わぬ天候不順で寒気が戻り、はらはらドキドキでしたが今年はジャスト満開で、当ホールの開館10周年の文字通り華を添えていただいた結果になりました。前日入りした佐野調律士によるメンテナンスと調律で用意は万全、に、多佳子ちゃんの素晴らしいピアノタッチ、ショパンを知り尽くしたもでないと語り尽くせないような鳥肌が立つほどの圧巻でした。
今回で6回目のコンサートでしたが、2日のプログラムで私たちがリクエストした、本当に贅沢な曲の構成ではないでしょうか。
また、巧みなトークも健在で、懇切丁寧過ぎる位に解説を交え、あっという間の2日間でした。ご主人の下田幸二さんが急きょ所用のためご一緒出来なかったことが少し残念でした。でも、楽しみは先に延ばせということもありますので、次回を楽しみにお待ちしています。

あづみ野コンサートホール開館10周年 ショパン生誕200年記念
高橋多佳子ピアノ・リサイタル
2010年年4月10日(日)18:30開演
プログラム
ポロネーズ 第13番 変イ長調 遺作 マズルカ 作品68−3(遺作) ヘ長調
練習曲 ホ長調 「別れの曲」 作品10‐3 練習曲 ハ短調 「革命」 作品10‐12 
ワルツ 変ホ長調 作品18 「華麗なる大円舞曲」 スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31 
24の前奏曲 変ニ長調「雨だれ」作品28‐15 ボロネーズ 変イ長調 「英雄」 
舟歌 嬰ヘ長調 作品60 マズルカ 作品68-4(遺作)ヘ短調 

ショパンの39年の生涯を巧みなトークで魅了する多佳子ちゃん
 
ショパン11歳のポロネーズからマズルカ、別れの曲へと演奏は進みます
革命、華麗なる円舞曲そしてスケルツォ
 
前奏曲の雨だれから、英雄へ
 
最晩年の舟歌、遺作のマズルカへとショパンの生涯の終りです 
 
初日目の恒例の最終日の記念撮影は身内的な関係者たちで

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