8月16日
地域の仲間たちによる
「お盆里帰りサマーコンサート」
感動のコンサート当日
お盆休みの期間中ホールでのコンサート等の催しが何も無いこともあり、ときたま16種類の楽器を独学で学び、スチールギターについてはプロ級の腕の持ち主であり、当ホールの恒例の行事でもある、春、秋の文化祭、そして早春賦まつりコンサート、年末好評のカウントダウン・ニューイヤーチャリティーコンサート出演の常連でもあり、ホールに欠かすことの出来ない、豊科町の佐藤 要さんから「夏だから私たちのやっているハワイアンバンドをやらせてくれないか」との要望があった。
しかしながらお盆の期間中この地域柄、人が集まるかどうか分からないが一度やってみましょうかとの軽い気持ちで、コンサートを開催することになった。
ハワイアンバンドだけで、コンサートの出来るだけの時間が持たない、誰かプロで出演してくれる人を「館長さん聞いてくれないかね」との依頼があった。
思案の結果、開館以来親しくお付き合いのある、松本市在住のマリンバ奏者の山本令子さん、マンドリン奏者の折井清純さん、声楽家の滝尻京子さん、クラシックジャズのトリオ・シドの中島教子(フルート)さん、熊田 晋(ピアノ)さん、宮下源次(ピアノ)それに東京から筒井一貴(ピアノ)さんも快く引き受けていただき駆けつけてくれることになった。
ところが人が集まるかの心配をしつつ、なにがしのお礼を払いたい思いの裏腹、チケットの売れ行きがどうなるかは、フタを開けてみないと分からないまま当日を迎えた。
案の定“お盆は出れねえずら”“送り盆だからな”“親戚が訪ねてくるし”とかで当日までの予約は20名足らずで、とにかく当日客頼みであった。
ところが良く出来たもので、ファクスで報道についてお願いしていたNHKさんがラジオ、テレビでなんと放送してくれているではないか。これが効いた、電話で里帰り中の家族の人達からの問合せがドンドン入り、また心配して駆けつけてくれたホールの会員さんと家族の皆さんでほぼ満員になる盛況の中、開演となった。
おまけに、NHKの松本放送局の取材が入るやら、市民タイムス、信濃毎日新聞社の取材が入り、演奏にも熱が入り一段とヒートアップし、素晴らしいコンサートになった。当日の18:45、20:45とNHKのニュースで放送され、翌日に2社の新聞にも大きく掲載され、出演のメンバーもほぼ満足のコンサートになった。
また、佐藤暢夫さんのフルートの飛び入り演奏もあり、華を添えてくれた。
地域の仲間が一体となり、こんな感動するコンサートも企画出来たことと、出演を快く受けていただいた演奏者の皆さんに感謝すると共に、当日来ていただいた皆さん、取材、報道にご協力を頂いたマスコミの皆さんに心より感謝しなければならない。
当日の演奏の模様と、新聞の記事をご覧頂けたら幸いです。 |