2003年9月20日
第4回つづれおりコンサート
地域の演奏仲間が、和気あいあいに音楽を楽しむ
ホールが開館して三年目にして、このコンサートは第4回を迎えることになった。
縁があってこそ生まれたこのコンサートも、演奏者同士の関係の深さをつくづく感じられる。
コンサート開催の発端になったのが、当時信大生であった松本 剛君達との出会いから始まる。
開館の年の2000年、私たちの住む等々力地区の初の「等々力区民コンサート」、もちろん
穂高町の分館でも初めての試みの、その当日、信州大学人文学部の彼がTapestryの創刊号「信州音楽シーン2001」の取材に訪れた。
この時、アコースティックギターユニットYAMA-SHESの取材も行われていた。
それがきっかけで、音楽仲間が集う何かを企画しようとの提案から生まれたのが、この「つづれおりコンサート」である。
いろんな職業の方達が賛同してジャンルも幅広く、多くの方に楽しんで欲しいとの願いが、「つづれおりコンサート」という名前が、メンバーの気持ちに現れている。
演奏者とお客さんが一体となるコンサートは、当ホールの100人規模がちょうどアットホームで、和やかさが一段と強まる。
第4回のコンサートは、特別ゲストの表 直志ジャズトリオのオープニングから、ピアノ・ソロ、ヴァイオリン・ソロ、チェロ・ソロ、沖縄三線、インド舞踊、アコーステックギターの二組と幅広い演奏に、来られたお客様も、ほぼご満悦の様子であった。
これから回数を重ねてゆくことの意義と、広く支持されるためにはプログラムにもっと工夫が必要かもしれない。
しかし、ひたむきに忙しい時間を調整し、コンサートを開催する気持ちが彼達の今後の演奏に大きな影響力をもたらすことには間違いない。
来年の節目の第5回目について、きょうの打ち上げで話し合うそうで、より中身が充実したコンサートになることを大いに期待したいと思う。
本日は、メンバーのみなさん、本当にありがとう、そしてご苦労さまでした。
来ていただいたお客様にも心から感謝いたします。
彼達へのご支援をこれからもよろしくお願いいたします。 |