2000年6月のホールが開館するにあたり、ベーゼンドツファーの福田さんから、建設設計には「ホールも楽器のひとつだと」の言葉どおり、日本での音響設計の第一人者の永田穂先生と知り合えるきっかけをいただき「静けさ、よい音、よい響き」の心を、私どもの小さなホールに実現できたことは、今になってホールをご利用していただいた方に好評で、かけるべきところは予算を惜しまないことが必要不可欠だとつくづく感じています。これが、良いピアノがあっても、静けさ、よい音、良い響きの三原則が伴なわなければ、私達のホールもここまで、評価されなかっと思います。こう考えると、私達は本当に恵まれていると思います。全てにおいてよい出会いに恵まれて、土地探しから、建設、ピアノ、設計まで素晴らしい人に出会え、そして、5年目に入った今でも多くの方たちのご支援を頂いていることに深く感謝の気持ちをいつまでも忘れずに精進したいと考えています。
さて、その永田音響設計の「設立30周年記念感謝の集い」にご招待を頂き、10月28日に東京のトッパンホールに行くために、ピアニストの久元祐子さんと待ち合わせ、連れていただきました。その記念コンサートに、ハープの第一人者の吉野直子さんのハープの演奏を聴かせていただき、ホールに心地よく響き音色を堪能いたしました。楽器とホールが一体となって素敵な響きを作り出す、文字どおりの素晴らしいコンサートでした。
コンサートの終了後のパーティーで、79歳を過ぎ、なお、ますますお元気で活躍をされている永田先生と、奥様と久し振りにお話をしたあと、久元祐子さんと記念撮影をさせていただきました。パーティーには思いがけない方ともお会いできることが出来ましたし、参加して本当に良かった感謝しています。永田先生がいつまでもご健在でご活躍されることを心からお祈りしたいと思います。当日のトッパンホールのことに少し触れますが、ここも永田先生の設計で吉野直子さんもおっしゃっていましが、ハープを演奏するにここのホールも凄くお気に入りだとおっしゃるとおり素晴らしい響きだと思います。ハープだけの演奏で、音色がこれだけ素晴らしく聞こえるホールは珍しいと思います。とにかく、感嘆の一言に尽きる素晴らしい演奏会と、パーティーであったと、ご招待いただいた永田音響設計さんに感謝いたします。また、永田先生におかれましても、お元気でいつまでもますます素晴らしいホール作りにご活躍されることを心からお祈りいたします。
パーティー終了後、最後までお付き合いいただいた久元祐子さん、本当に有難うございました。また、いい想い出が出来ました、私達のホールに欠かせない素晴らしいピアニスト、多くの皆さんが久元祐子ファンが出来る理由は、なんといっても、人を大切にしていただける温かい人間性にあるといえます。この出会いを頂いたのも永田穂先生のおかげです、永田先生有難うございます、久元祐子さん、本当に心から感謝いたします。
パーティー会場での記念撮影と、永田先生のご挨拶の画像をご覧下さい。
|