2004年3月23日
カマキリさんの気象予知能力て凄いね!!
〜今年は積雪予報はカンカンの大正解〜

3月も下旬を迎えた昨日は、長野県下に大雪注意報が出され、また春のドカ雪かと皆さんも心配されたことと思います。
2000年にホールがオープン以来、毎年1月から3月にかけては多い時には50センチと10センチ以上の積雪が数回あり、ホール利用の時など、広い駐車場の雪かきをショベルを使い、積雪の多い日には、朝・昼と6時間近くもやったものでした。
やり始めたらとことんやる気質のために、筋肉痛、腰痛とその反動もありましたが、冬の運動不足の調整をするためのよい機会でした。
年齢的にきつい面もありますが、自然が与えてくれて冬の日課とそれを素直に受け入れることで、楽しく過ごさせていただきました。
冬の積雪の目処を、いつもカマキリの巣がどの位の高さにあるのかを見て判断してきました。

2000年から昨年にかけては、その巣はかなりの高さにあって、今年は40センチ位とかの目安をもとに、雪かきの心の準備というか覚悟を決めて望んだものでした。
しかし、今年のカマキリの巣(写真参照)は、かなり低い位置(10センチ未満)にあり、今年の中信の安曇地域の大雪注意報が出された時に、今年のカマキリの予報ははづれるかなと思いながら、いつも雪が降った朝など思わず積雪を確認することが日課になりました。そして昨日の大雪注意報です。
朝から猛烈に降りしきる雪を見つめて、ついにカマキリの予知能力は崩れたかと思ったのですが、なんと、夕刻には小降りになり、夜にはやんでしましました。夜から早朝にかけて降りしきるとの予報にもかかわらずです。湿雪のため5センチくらいの積雪もどんどん溶け始めカマキリさんの巣もはっきりと姿を現しました。

3月も、あと残り1週間余りを残していますが、カマキリの自然を予知する能力の凄さを改めてしみじみ感じました。
地震とか天災に対して、動物が何かを感じる動きが人間が生み出した科学をはるかにしのぐ能力を備えていることが、何度となく証明しています。
みなさんも何か経験したことはありませんか。
冬の季節もあとわずか、カマキリさんの予報が外れませんようにお祈りいたします。

ラベンダーに三つの巣をつけたカマキリの巣
画像をクリックすると大きく見れま
長谷川芳治