2004年7月25日
雷さんが大暴れ・・・・・
わがホールにも少し被害が出ました コンサートは無事に終了
|
前日の24日に内山さんと連れ立って、清里に深澤亮子さんのピアノコンサートに出かけました。1時間ほどで小淵沢INまで順調に走り、八ヶ岳横断道路に入り途中から大型車が積載オーバーかと思えるほどトロトロ運転で、後続車が数珠繋ぎになり清里まで約30分近くかかり、清泉寮に到着したのは夕闇せまる17時半でした。
名物となっている取れたての(絞りたて?)の牛乳を使った美味しいソフトクリームで一息を入れ、清里サマーピアノセミナーの主催者であるIPFジャパンの佐野さんと、23日のジャズコンサートの調律を終えて清里入りしていた福田さん夫妻と、調律士の望月さん、窪田さんも久々の再会を喜びました。
会場のホールから網戸越しに、深澤さんのリハ中のピアノの音色を聴きながらしばしの会話の時間を頂きました。
開演間近になり雲行きが怪しくなり時折稲光と、ごろごろという雷鳴が耳に飛び込んで,コンサートに支障がなかればいいがと心配をしましたが、何とか終演まで持ちこたえることが出来て、本当に良かったと胸をなでおろしました。
コンサートはモーツアルト幻想曲 ニ短調 K397 ピアノソナタ ハ長調 K545 ショパン マズルカイ長調 Op.17-4
華麗なるワルツ 変イ長調 Op 34-1 ほか 、ベーゼンドルファーのの美しく澄んだ奥深い音色と、見事なタッチを久し振りに聴かせていただきました。
深澤さんが、数年前に我がホールのベーゼンを弾いていただいたことに触れ、しばしのお話をいただく時間を頂き、本当に来た甲斐がありました。
このサマーピアノセミナーも今回が10回目を迎えられることに対して、深澤さんからのその努力と熱心な志に、温かいメッセージが贈られました。
このピアノセミナーに参加するレスナーが自分自身のための研鑽の場として、またピアニストを目指す人に演奏の原理とステージに立つ姿勢を学んでいただくための、講座・公開レッスンを中心に多くの方が参加され、一流のピアニストと作曲家等が講師として4日間にわたる意義深いセミナーであることは言うまでもありません。
佐野さんがいつまでも健康で、これからの将来を担うセミナーに参加する若い調律士のためにも、今後も一年でも長く頑張っていただきたいと思います。
深澤さんのコンサートの終了後久し振りにご挨拶を終えて、帰路に着きました。
帰館すると、こちらでも夕刻以降に雷雨がありましたが無事に終了したことを聞いてほっとしました。
さて、本筋に戻りたいと思います。
25日の安曇野は午前中は晴れ間が除く夏らしい天候でいたが、14時過ぎから俄かに空模様が一転し、雷鳴が轟き、稲光が走り猛烈な風と雨が降りはじめ、時折り落雷の音がホール内にも響く中、昨夜の雷鳴の中の夏のルトル
コンサートに続いて、小松規美子さんが主宰のサマーボーカルコンサートは、停電にならないかとの心配どきどきの状態で時間の経過を見守っていました。
幸いにも、停電になることなく全プログラムを終了し、打ち上げのあと皆さんが帰られる時には雨も上がり本当に良かったと胸をなでおろすことの連続でした。
でも、コンサートに気になりながらパソコンと電話回線の落雷防止のため、コンセント等の抜くのがほんの少しタイミングが遅かったのか電話が駄目になりました。
また、パソコンも一部被害をうけてその対策に知識不足な頭を悩ませ、あちこちへ電話の相談することで皆さんご迷惑をおかけしました。
後日、NTTが修理に来まして電話は修理がきくことと、パソコンも一時本体のバッテリーが駄目になったのかも知れないとのプロの方のお話でしたが、何故だか再起動をかけてもいつも2001年の1月1日の0時に戻ってしまい、使うたびにタイムの設定をしていましたが、冬眠から覚めたように一日中回線を接続していたら正常に作動するようになり、復元してくれたのかなと自分では考えています。
人間の体は自然治癒力を備えていますが、パソコンにおいてもその能力があるのでしょうか?
でも、また駄目になるかもしれないと、万がいちに備えてバックアップをしておかないと(一部はパソコン教室での教えのとおりしていますが)被害は予期しないときに起きることを考えておくことが大切かと思います。
今回のコンサートの時間中に落雷の被害はかなり大規模に発生していた模様です。会員の川上さんの近くの電柱に落雷があり、14時から翌日の1時近くまでの停電とか、狐島の大きな木に落雷があり木が真っ二つに裂けバナナをむいたような状態にになり、その木をねぐらみたいにしていたトンビが感電死したこと、私達の近所の鱒池の近くにも落雷があったりとか、稲光の閃光が空を駆け巡っているこんな状況の中で、わがホールが停電も無くコンサートが無事終了できたのは奇跡に近いことかもしれません。
このように雷鳴と落雷の中で、素晴らしい人柄とその素晴らしい小松規美子の歌声と、皆さんで合唱している、和気あいあいのコンサートの模様をみていただけたら嬉しく思います。
またまた最後まで読んでいただいた皆さん有難うございました。
次回は「ご難続きのツバメたち」のその後を書いてみたいと思います。
|
|