2005年年3月26日
きょうは「運」ということに触れてみたいと思います。
「運は努力したものにこそ神様が与えてくれるもの」事例を出しながら、私達の日々
の運勢を考えるコーナーを常設してみたいと考えてみます。
私が、大阪市に勤務していた期間中(今はすっかり有難くないことで有名になりましたが)、縁があって占学の勉強に家内に勧められるままに、四柱推命学から、本格的に手相・人相・家相・地相・気学(家相・方位も含む)生命学・易学・究極の占学の鬼門遁甲・遁甲推命といった専門的な勉強をしたものでした。

ところが、安曇野暮らしが始まるとその勉強から得た貴重な知識を日常生活の中で生かせる機会もぐんと減りました。というのも今の仕事に必要なこと、たとえば、パソコンや音楽に関することで頭がいっぱいで余裕がなくなったということでしょうか。でも、癌の疑いとかで、検査結果を待つずしてその結果が出るまでの期間中、その心配からストレスに陥ったり、かえって余計な病気をもたらすような誘因になったりしている時に、「結果を心配することはないよ、きっと大丈夫だよと」とアドバイスしてあげ、気持ちも落ち着き大層喜んでいただきました。その検査の結果は何もなかったのことでした。、また、娘に子供が出来ないとかでその方にとってのラッキーカラーを教えてあげたところ、なんと偶然にも数ヶ月後妊娠していることが分かり、今は家族水入らずで幸せな生活をされています。また、美しい独身女性が私達の知人に連れられて来られたときのことです、「結婚する気があるのですか」とお尋ねしたところ、「何か目的をしっかりと持っている方が好きなのです」とお答えになり、その方の手相を見て、結婚線の出具合からその女性が、いま適齢期であることが分かり、ある方を紹介したところ意気投合し、その翌年の元旦に入籍され、その年に子供さんまで授かり今は幸せな家庭を築かれています。

このように結婚に限らず、それぞれの人の運というものが必ずや巡り来るものであることを自覚して欲しいと思います。自分には運が無いなんてことはありません。そのほか、子供さんの名前を考えて欲しいとか、そういったことで少しはお役に立ったことで喜んでいただきました。「当たるも八卦当たらぬも八卦」というように、占の全てを信じることがいい場合もありますが、人生におけるひとつの指針として歴史を歩んで生きた先人の知恵をお借りすることも大切かもしれません。

先日、ホームランの世界記録を樹立した偉大な王貞治さんの入団当時から一本足打法の完成に至るまでの、当時の荒川コーチとの凄まじい二人三脚の物語が放映されていました。入団当時から長島茂雄という動物的感覚の鋭い天才打者と違い、王貞治の使命とされたホームラン打者にとって、いかにホームランを大量生産するかについて試行錯誤の繰り返しから、一本足打法の完成に至るまでのコーチとの凄まじいばかりの忍耐と努力をドキュメントとして、関係者の話も交え放送されていました。その努力の結果が「運」として与えられたということが言われていました。確かに運は全ての人に公平に回って来るものですよね。しかし、知らないうちに気づかずに通り過ぎてしまったり、上手く掴めなかったりといったことがごく当たり前のことだと思います。しかし、努力している人には必ず転機が訪れるものなのではないでしょうか。努力しないで得られることも中にはあるでしょう。たとえば幸運にも宝くじに当たったとか、幸いにも土地が高い金額で売れたとか、そういったことは一時的なことで、それから後のことがその運を以下に生かすかが人生にとって一番大切かと思います。いわゆる成金的な人間でかえって人生の破滅に至ったとか。これも本当の努力の結果いただいた運とは大きな違いではないでしょうか。

私も昔学んだ占学を、これからも人生にいろいろと迷いと苦しみの中にある方、いろんな悩みや指針の決まらない方達のお力になれば、時間の許す範囲内で喜んでご相談を受けたいと思います。こちらに移り住んで早や5年、素晴らしい方達と出会いをいただいたのも、ひとつは方位学といったことも少なからず役に立ったと自負しています。これを個人に留まらず、真剣に物事を悩み考えておられる皆さんに少しでもお分け出来れば、お世話になった先生への恩返しかと信じています。きょうは簡単ですが運ということをテーマにさせていただきました。今後、簡単に分かるあなたの今、将来というコーナーを考えてみようかなと思案中です。
次に、手相は絶えず生活習慣の大きな変化等で変わるものであること、手相からその人にとって運気が訪れていることの印として表れることを理解されたら、きっとよい運勢のときに何かを考える。そのためには普段からの努力と精進が必要かと思います。次の手相は誰かさんのものですが、また、1年後にどのように変化しているかを見ていただきたく掲載いたしました。
長谷川芳治
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