2005年6月16日
トンビの巣作りと、ツバメたちのその後について・・・・・・
巣箱にこがらが!キセキレイの巣がもみの木に・・・・

4月9日に「ツバメたちが今年もかえってきました」「トンビの巣は大丈夫でしょうか」について書いてから、多忙にかまけて2ヶ月も経過してしましました。ツバメたちのことを、あまり触れたくないことが起きたので、ついつい先延ばしの感があったのは確かです。そうです、「ツバメたちのご難」を昨年にも書きましたが、今年もやはり雀たちが巣を占拠するようになり、始めのうちは巣に出入りしてくれていたツバメたちも、とうとう嫌気がさして諦めたのか、敬遠するようになりました。ということで、同じ巣を狙う雀たちに乗っ取られて、ゴミだらけにされるより、思い切って壊してしまうことにしました。ツバメたちがこの場所を気に入って新たに巣を作れば、また考えればよいことだとして、少し抵抗感はありましたが、向かいの真理ちゃんも「そうだね仕方ないね」ということが結論でした。

昨年のことを振り返ってみれば、やはりその場所は雀のお家になってしまいました。よく出来たもので、ツバメたちは裏の風呂場の窓の高いところに、7月中旬に巣を完成させ、8月初旬に5羽の雛が飛び立ってくれた経過もあり、まだツバメの雛がかえらないといういうことではありませんし、諦めもしていません。自然界も私達がこの5年間にこの場所に移り住んで、本当に動物達に変化が伺えることを経験しました。ツバメの件はもちろんのこと、田植えが始まると蛙の凄い合唱が、本当に寂しいくらい鳴き声が小さくなったのです。かえるの数も環境の変化で減ったのでしょう。以前は喫茶室の大きな窓ガラスには、灯りに集まった虫を狙う蛙たちが10匹近く、窓ガラスにへばりついてその虫を狙っていたものが、最近は1・2匹くらししか見られません。

さて、トンビの巣はその後どうなったのでしょう?桜の花が咲くころまでに度々の強風にも耐えて、今年は何とか卵を産んで無事に飛び立ってくれることを願っています。その後の経過を画像を見ていただき、それぞれ経過を想像して下さい。巣が完成した時点で巣が丸見えの状態、そして桜が満開で見えなくなり、葉桜になると全く敵から見えなくなるという具合です。トンビも考えていますなあと感心の私でした。これが自然界の鳥たちの自己防衛本能でしょうね。

つぎに、玄関先のもみの木の枝にキセキレイが巣を作りました。これは、初めてのことで経過をのんびりと観察してみたいと思います。さらに1件、ホールの壁の張替えの木の端切れで、巣箱をホールの会員さんの川上さんがつくっていただいて、駐車場の東側にある白樺の木の上部に、とりつけていたのですが、なんと「こがら」が巣箱の穴からひょっこりと顔を出しているではありませんか。本当に可愛いくてさっそく鳥図鑑をみて、スズメ目シジュウカラ科のとりとのこと、私の判断では数多い鳥たちのことは分かりません。ひょっとしてシジュウカラかもしれません。とにかく、早々と鳥箱に入ってくれたことが嬉しいではありませんか。これも、写真に収めたら画像を添付したいと思います、なにせ、カメラをもっていないとき限って顔を出すのですから。本当にタイミングが難しいです。

では、詳しい経過を知りたい方は館長日記を時々覗いてくださいね。

桜の咲く前の状態

桜が満開に
なりました

葉桜になりました
トンビの頭が見ています
長谷川芳治
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