2005年10月27日そして11月1日
池田町の大峰高原の大カエデの紅葉が気になり、2回目の下見に行って来ました。寒暖の差が余りないため、素晴らしい紅葉は果たしてどうでしょうか?
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毎年10月末になると隣町の池田町にある大峰高原の「大カエデ」の紅葉を楽しみに出かけます。この大カエデの紅葉は、何年も前から観察しておられる方の弁によると年々色が良くないということです。原因は地球の温暖化も原因のひとつでしょうし、知名度が上がるとともにアマチュアカメラマン等が木の根っこにまで入り込んだりして、大カエデの木にも悪影響を及ぼしていると聞いています。この大カエデの木は個人の牧草地にあり、観光客等に開放されるとともに綺麗に整備されたのも、かえって大カエデのそばまで行くことが出来るようになったのが、木のためには良くなかったのでしょう。やはり、少し離れたところから写真を撮ってもらえると保存状態も良好なのかもしれません。これは自然を保護するためにも全体に言えることと思います。
昨年は、10月31日の「久元祐子ピアノリサイタル」の終えた翌日に久元さんと会員の仲間の皆様たちと出かけました。昨年も例年よりか少し遅れ気味で紅葉したのですが、今年はさらに温暖化の影響と、寒暖差が小さいこともあり1週間程度は、長野県内は遅れているようです。紅葉の遅れはすなわち紅葉しないまま散ってしまう葉が自然と多くなるということです。27日の午前8時半頃の紅葉具合はほんの少し色づいたくらいで、赤い色がほとんど見られませんでした。しかし、ここ数日は平地で最低気温が2度くらいまで下がり、山手では氷点下くらいまで下がったと思われます。ということは、ひょっとして色づいているかなとわざと夕刻の落陽の時間帯に狙いを定め、デジカメを片手に勇んで行って来ました。行きがけの道が選択が悪く10分近く無駄な時間を費やしたことで、落日の経過を少し表現が出来ない点を少し不安な面もありました。
しかし、落陽に輝く紅葉と影の部分の陰陽の美しさを意外と上手く表現できているのもあり、まずまずの出来栄えでした。明日は、もう少し早い目にでかけ、出来れば紅葉と落陽の美しい光景がミックス出来れば申し分がないのですが。これだけは自然のなせるわざと言うことで、きょうはどんな光景に出会えるかを楽しみにしています。好天はは明日までとの予報もあり、明日は朝日に輝く紅葉の模様をお送りしたいと思います。
いざ、夕刻の紅葉と落陽のコントラストに備えて。下記の撮影は3日間にわたる撮影です。あとは赤・黄色の落葉のじゅうたんをお伝えいたします。 |
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長谷川芳治 |
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