2004年5月23日から24日
ピアニスト久元祐子さんと一緒に楽しい行動
23日、家内の朝食を二人で頂いたのち、二人で岩崎ちひろ美術館へと向かった。きょうは日曜日で団体客等で結構多くの方が来ていた。
今回でちひろ美術館を訪れたのは3回目だ。美術系はあまり理解できないし、いつもさらりと見過ごしてしまう作品や解説も、彼女と一緒に話をしながら岩崎ちひろの生涯と影響を受けたという画家にも、自然と興味を覚えこんななにゆっくりと作品を見たのも始めてだった。

このあと、大町のヘンリーミラー美術館に行ったものの閉館していた。経営が大変でいったん閉館し、その後再開したと聞いていたんだが、残念ながら日曜日というのに閉館しているということは、再建も大変であることと大町市自体が積極的に介入していないということか。確かに多くの市町村が経営する多くの美術館もほとんどが赤字の状態で存続することが大変だと聞いている。器が立派であっても中身が伴わないと、来館者も伴わないし経費倒れになってしまう、本当に各市町村が競って箱物を作りたがるのが現状だ。各地にこのような施設が点在することよりも、例えば総合ミュージアム等のように、そこに行くといろんなジャンルが揃っている作品等が見れるというように。

さて、大町を後にして穂高に戻りお昼をお蕎麦にすることにし、すっかり情報誌等に紹介され、知名度がアップした「あさかわ時遊庵」へ向かった。昼食時間と重なったせいもあるが店内は満員で、時間待ちするほど賑わっていた。
お店のおすすめの「わさびの花芽そば」を頂いた。このお店の主人とは、こちらに来たときから色々お世話になったりした中で、親しくさせていただいている、サービスで大盛りが出てきてすっかり満腹してしまった。久元さんは例によってHPの「味探訪」に入れるため、携帯電話で画像を撮る姿をじっと眺めていた。お腹が一杯になり、近くのアートヒルズへ行き、いろんなガラス製品を見学した。
この館内のレストランに、確かベヒシュタインのピアノがあっとと思われるので何処にあるのかとみたところ、レストランの片隅におよそ弾かれる位置になく、ピアノの上に花瓶等が置かれ可愛そうな気分になった。なんだか無用の長物といった感じで、余計に寂しい気持ちにさせられた。

このあと、昨年オープンした高橋節郎記念美術館へ行き、ここでも普段興味のない作品も、何故か久元さんと一緒だと真剣に作品を見ようとする気が起きるのが不思議だ。150人の団体がちょうど帰った後とかで、館内も空いていてゆっくりと見学が出来た。
こちらにはホールの建設時、そして今もすっかりとお世話になっている小川原さんのお嬢さんが勤めていて、館の職員の方々を紹介していただいたり、すごく好印象を受けて気持ちよく見学することが出来た。
蔵の展示室で創元会の3人展の最終日にあたり、その小川原さん、巻山さん、小谷さんの作品を久し振りに拝見することが出来た。いったんホールに帰り、四賀村の林さんご夫妻と合流し本日の宿泊先のホテルに向かうこととなった。

昨年の12月始めから体調が優れず、久しく会っていない高山さんに元気付けで久元さんが電話をしたところ、何と出てくるということであり、またホテルでも一緒するとのことで再度の驚きと共に、すごく嬉しくて、久元パワーのすごさを改めて知るとこととなった。待つこと約1時間元気な顔を久々見たとき、ああ良かったとつくづく感じた。ホテルで温泉に浸り和食で宴会をし、部屋では午前2時まで軽い宴会も出来たことは、私にっても久元さん、高山さん、林さん、そえぞれがきょうの素晴らしい時間を与えてくれた神様にも感謝しなければならないと思う。
これが機会で高山さんが、元気に復帰してくれることを願うばかりであった


24日翌朝、7月末に一部開園する「あずみ野国営公園」の入り口で常念岳をバックに記念撮影、写真家の中澤先生の前を通ると何と先生が植物の手入れを、たまたま手入れをしているところであり、皆さんを紹介したりし、意義ある時間を過ごすことが出来た。常念岳をバックに二体に夫婦の道祖神の間に挟まれて記念撮影(画像)をし、またまた穂高を訪ねて始めて知り合った黒岩石材店の前を通ると、これまたそこの奥さんがたまたま出てきたところと出合った。何故かきょうは人を引き合わせる日になっていたのかもしれない。

きょうは実りある出会いの日を神様が与えてくれたのかもしれない。午後は、高山さん、久元さんと三人で明科町の長峰山まで向かった。平日とあって山頂も人が少なくのんびりすることが出来た。双眼鏡でホールの場所を見たり、北アルプス、安曇平野、東に見える美ヶ原高原を見たりし時間もあっと言う間に過ぎ去り、15時43分久元さんが車窓の人となった。次は10月31日の「ハルウィーンコンサート」までお元気で久元さん・・・・・・・・
本当に26日の誕生日で還暦を迎えるいいプレゼントとなった。

追伸
26日の誕生日の還暦の日、久元さんからお祝いのお花が届きました(写真)
また、小林瞳さん、平倉姉さん、吉岡さん、田山さん、元気に顔を再び出してくれた
高山さんからお祝いを頂き、60年の人生の中で最高の愛情を頂いたことを感謝をします。
お金には替えれない素晴らしい
「人こそ宝」の心を大切にして今後もホールを無休で家内ともども頑張りたいと思います。
素晴らしい、この3日間を有難う皆さん、心から感謝いたします。
これからも、末永くお付き合いを頂きますようお願いいたします。

鐘の鳴る丘

高橋節郎美術館

メゾネットスイート

国営あづみ野公園

林さんご夫妻

仲良く兄・妹?そっくり

元気に高山さん
長峰山頂
早春賦歌碑にて

素敵なアングルでしょう
穂高川と美女
誕生日のお花にご機嫌
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